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ふだん着日和

ふんわり、ゆるやかな日常。大好きな読書、韓国ドラマ、ジュノ(2PM)、時々ソープカービング。


by azumy

海外百貨店の閉店と『おしん』


先日、日経新聞に気になる記事。


百貨店、海外閉店続く
昨年末店舗数、ピークの6割減

百貨店の海外店舗の閉鎖が止まらないらしい。
2021年末の店舗数は34店。
1994年のピークに比べると6割減ったことになる。

ピーク時に27店あった欧州は三越伊勢丹ホールディングス(HD)が
昨夏にローマ店を占めたことで店舗数がゼロになり、
米国でも17店あった店舗は1店のみになった。
三越伊勢丹HDは2020年にはタイからも撤退、
不採算店の多い東南アジアの店舗整理を急いでいる。
また、東急百貨店が昨年1月にバンコク店を閉店、店舗数は最盛期から4割減。

日本国内の百貨店が海外進出を本格化したのは70年代から。
現地に支店のある企業の駐在員や日本人観光客が主な顧客だったが
電子取引(EC)の普及などで日本製品が手軽に買えるようになったことや、
現地の流通大手との競争激化で顧客離れが顕著に。
事実上、国内店舗の「出先」としての役割を終えた。


私が夫の海外駐在に帯同し、初めての海外生活をスタートさせたのは1993年。
日本の百貨店は本当にありがたい存在だった。

日本からの輸入のため、商品の値段はビックリするぐらい高かったが…
今でも覚えているのは、QPのマヨネーズがその当時、日本円に換算して1,000円だった。
そうそう、百貨店でも関西人には欠かせない”薄口しょうゆ”はなく
料理用のお醤油は”濃口しょうゆ”のみだったっけ…

和食レストランも、街中のお店はお味が???の所も多く
週末には百貨店の和食レストランに行くのが楽しみだった。

それは他の日本人駐在員も同じで
百貨店での友人遭遇率の高いことといったら(笑)
レストランで席に着いたら、隣のテーブルは友人家族。
そんなことも度々。

当時、夫の駐在地だったバンコクには「ヤオハン」があった。
ちょっと不便なところにあったが、日本人には人気の百貨店。
そして、私たちが「ヤオハン」に行く目的は「UCC珈琲」だった。

地元のスーパーにもネスカフェのインスタントコーヒーは売っていたが
日本の物と味が違い、ただただ苦いだけ。
普段は日本から輸入されたネスカフェのインスタントコーヒーを飲んでいた。

今のようにスタバなど、気の利いたお店はなく、
唯一、私たちが日本の味に近く、ここなら、と思ったのが
ヤオハンに出店していた「UCC珈琲」だった。
(それでも、日本のお店と同じ味とは思えなかったけど)
なので、コーヒーが飲みたい時にはここへ。

大阪生まれ、大阪育ちの私たち夫婦は、
日本国内で「ヤオハン」に行ったことがなかった。

そんな私が「ヤオハン」について知ったのは
NHKの朝ドラ『おしん』がきっかけだった。

当時、仲良くなったタイ人の友人は『おしん』が大好きだった。
「『おしん』は実話なんでしょ?モデルになったのは誰?」
そんなことを聞かれて驚いた。

NHK連続テレビ小説『おしん』が放送されていたのは1983~84年。
当時朝8時15分からの放送。
視聴できる時間ではなかった…

友人に「おしんを見たことがない」と伝えると、ビックリされた。
彼女は日本人はみんな見ていると思っていたらしい。

遅ればせながら、日系のレンタルビデオ店で『おしん』を借りて視聴。
確かに、面白かった…

友人は『おしん』は実話だと思っていたので、
モデルになった女性を調べたことがある。

モデルと言われる女性は二人。
ヤオハン創業者の和田カツさん。
もう一人は、佐賀県佐賀市にスーパーマーケット・ハロー(現マックスバリュー九州)を興した牛島國枝さん。

モデルになった人がいたことにも驚き。

彼女のおかげで、改めて【日本】について調べたことも多かったっけ…
よい思い出。








『むやみに切なく』OST

OFFICIAL MVから

キム・ウビン『Picture In My Head』

ドラマ内ではキム・ウビンが演じたシン・ジュニョンが

ステージで歌った一曲

シン・ジュニョン…、カッコいい!


海外百貨店の閉店と『おしん』_e0414956_09404034.jpeg
(出典:キム・ウビン公式Instagram)


キム・ウビンは前髪を下したヘアスタイルの方が素敵…

と個人的には思っている


by humwari-azumy | 2022-01-26 09:37 | 日々のこと