【お探し物は図書室まで】 青山美智子著
青山美智子さんの本は4冊目になりました。
2021年本屋大賞第2位。
職業も年齢も、立場も違う5人。
それぞれに、仕事のこと、人生のこと、悩みを抱えている。
ふとしたきっかけで立ち寄った町の図書室。
そこには聞き上手な司書さんがいて、
レファレンスサービスで紹介してくれる”本”と彼女の手作りの”おまけ”で
そっと背中を押してくれる。
自分が探していたものは何だったんだろう…
生きていくこと、働くことを見つめ直させてくれる、
気持ちがふわっと軽くなる小説でした。
心に残るフレーズはたくさんあるけれど
ひとつあげるなら
「どんな本もそうだけど、
書物そのものに力があるというよりは、
あなたがそういう読み方をしたっていう、
そこに価値があるんだよ」
2PM 『 春風~Good-bye Again~』
2PMの日本語が素晴らしい!
彼らの努力だよね!