人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ふだん着日和

ふんわり、ゆるやかな日常。大好きな読書、韓国ドラマ、ジュノ(2PM)、時々ソープカービング。


by azumy

読書『川のほとりに立つ者は』

読書『川のほとりに立つ者は』_e0414956_10483072.jpeg


【川のほとりに立つ者は】 寺地はるな著


2023年本屋大賞候補作10作品に選ばれた一冊。
寺地さんは本屋大賞、初ノミネート。
これまでは一次投票で
2021年「水を縫う」12位
2022年「ガラスの海を渡る舟」11位



カフェの店長を務める原田清瀬は恋人の松木圭太と
あることをきっかけにすれ違ってしまう。
そんなある日、松木がケガをして入院。
意識が戻らない状態が続く。
松木の部屋で”ノート”をみつけた清瀬は
松木の本当の姿を知り、すれ違いの本当の意味を知ることに。


当たり前すぎて忘れてしまいがちだけれど
そばにいる人を大切にすることは
自分自身を大切にすること。
恋人、家族、友だち、そして同僚等々。


「あなたの明日がよい日でありますように」
望むことはただそれだけ…


この本は「小説推理」で連載されていた。
その時のタイトルは
『明日がよい日でありますように』
私はこちらの方が好きだな…


久々に寺地はるなさんの本を読んだ。
最初に読んだのは、デビュー作『ビオレタ』
これは私好みの心に沁みるいい本だった。


寺地さんがデビューされたのは2014年。
Twitterで
『今から読み始めたら近い将来
「あ、寺地?私はブレイクする前から読んでたけどね、フッ」と言えるよ!
まだ間に合うよ!
でも、今年がラストチャンスだよ!
言い切ってるけど、根拠はないよ!!』
と、つぶやかれていた。


『ビオレタ』を読んで
私も滑り込みセーフ?と思ったのだが
そのあと、『ミナトホテルの裏庭には』
『今日のハチミツ、明日の私』
『夜が暗いとはかぎらない』の3冊を読んで
正直、ちょっとハマらなくて遠ざかってしまって…


本屋大賞にノミネートされたことをきっかけに読んだ
『川のほとりに立つ者は』
いい本でした。


久々に寺地さんの本をもっと読んでみようと思った。






EXO『Electric Kiss』
dance practice



今日もよい日でありますように







by humwari-azumy | 2023-02-04 06:06 | 読書