読書『ただしい暮らし、なんてなかった。』
2024年 08月 03日
『ただしい暮らし、なんてなかった。』 大平一枝著
かつてのわたし、いまのわたし。
モノも友達もスケジュールも、
もうそんなに足さなくていいと気づいたーー。
家事のルーティーン、モノの持ち方・手放し方。
人付き合いのコツ、心身のケア…。
たくさんのトライアンドエラーをくりかえした日々の記録には、
無理をしない、背伸びしない、
心安らぐ暮らしのヒントがたくさんつまっています。
「みんな、生きている途中だ。
自分にフィットする暮らしのありようを求めて
石のようにどんどん転がっていけばいいと思う。
変わることをとめずに。」
(引用:平凡社オフィシャルサイト・書籍紹介)
トライアンドエラー、まるで私のこと…(苦笑)
自分のやりたいことを優先してきた私にとって
(いやいや、現在進行形だわ💦)
「ていねいな暮らし」とか「ひと手間かける」というワードは
けっこう負担になるワードだ。
でも…、それが苦手だとは正直、言いづらい。
ずぼらだということを認めることになるから…
あっ、もちろん友人たちは百も承知だけど(笑)
ブログにお邪魔させていただくと
とても上手に、丁寧に暮らされている方がたくさんいらっしゃる。
とっても素敵で、とっても憧れる!!!
それにひきかえ私ときたら…、と思うことが多々ある。
でも、この本を読んでいると
「それもええやん!」と思えるのだ。
読み始めてすぐに「私もー!」と賛同したのが
私は作り置き料理が苦手だ。
決定的な自分の短所に気づいた。
飽きやすいのだ。
作るのはいいが、同じものを食べ続けられない。
<中略>
トライアンドエラーを繰り返したいま思うのは、
くどいようだが、
人がいいと言ったからといって
そのまま自分にも合うとは限らないということだ。
とくに料理のようにライフスタイルや嗜好に深く関わる習慣については。
(引用:「ただしい暮らし、なんてなかった。」p.50)
私はまさにこれで、作り置きが超苦手だ。
何度もトライしてみたけど
いつも途中で嫌になって、食べきれない。
なのに、やっぱり作り置きにあこがれて失敗を繰り返してきた。
でも、もうここまできたのだがら
無理しなくていい。
苦手なことは苦手、嫌なことは嫌。
そして、これからはもっともっと
自分が楽に暮らせるように変えていけばいい。
誰のためでもなく、自分のためなのだから
誰に気兼ねすることもなく…
by humwari-azumy
| 2024-08-03 06:26
| 読書